襖の張替 その二2011/04/23 20:51

今日のお天気は、雨が降るわ風は強いわで大荒れ。引取り延期して正解でした。
ここで襖について、兄からのプチ解説を転記。

段ふすま
要するに強化段ボールが芯に入ったもの。紙の貼り替えは基本的に無理で傷んだものは廃棄してそのまま取り替えるしかない。おまけに防炎ということで燃やせもしない環境的には問題のあるもの。現在はほとんどがこれ。
本襖(うちはこちら):
障子の骨みたいなものに何枚も紙を張り合わせてある今では大変珍しいしっかりした張り方がされている。

さて、どの紙をどう張ろうかな?
<リビング用>
パターン1(横にランダムな線が入っている、シャープでモダンな感じ)
パターン2(縦に線が入って丸いのが飛んでる。1より柔らかい感じ)

<天袋用>なかなか素敵だが、ちょっと浮くかな。

<押し入れ用>彩雲、という模様。昔から売れ線の紙です。

家族と相談の結果、リビング側はパターン2でいくことにしました。
和室側は無地に漉き模様のあるもの(ちょっとわかりにくいので画像ははしょりました、写真ヘタなので)。
押入れは彩雲で、天袋はやはり無地のものに。

パターン1と天袋用の紫の紙はとりあえず別によけて保管。

それにしても襖自体もかなり傷んでる。漆が剥げてるし木ネジが外れてるとこあるしもう大変なことに。取りに来てもらうのはいいがかなり恥ずかしいぞ。あ、押入れの中身も掃除しとかないとホコリが(怠慢主婦)。

ともあれ、出来上がりが楽しみです。