続いてきた理由【特別篇】2017/11/29 15:47

ひとつ前の記事でご紹介した
「越前和紙人間国宝 岩野市兵衛さん×東大襖クラブ@駒場祭」
盛況のうちに無事終了いたしました。お忙しい中参加してくださった皆さま、誠にありがとうございました!
駒場東大11号館 看板
 当日11/25(日)、私は諸般の事情にて午後の部から参加。折しも午前中の人身事故で止まっていた井の頭線が動き出したばかりで、渋谷はいつも以上の人…と思ったら、乗客がほとんど駒場東大前で降りるじゃありませんか。狭い駅舎は人で満杯。聞くと三日間で15万人以上の人出らしい。正門から11号館はほど近いが大量の出店と人波に阻まれる。恐るべし駒場祭の集客パワー。
 辿り着いた1101は200人ほどのキャパ、大学の教室としてはこじんまりしている。入退場自由なのでドアは常時開放、外の賑やかな声が入る。瞬間、大丈夫かな?気が散らないだろうかと心配に。
しかしそこはさすがの市兵衛さん、口を開くや流れ出るその言葉に誰も彼も引き込まれてしまう。難しい言葉は何もない、ごくごくシンプルな語り口で時々ユーモアも交え、言葉がすんなり頭に染み込む。当ブログで「続いてきた理由」というシリーズをつらつら書いてきましたが、まさに岩野市兵衛さんという存在そのものが、越前和紙の続いてきた理由でした。以下に一部要約を載せますが、実際に耳で聞いた方がずっといいです。

〇楮100%に拘る、製法に拘る
奉書といえば楮だが、100%のものは今は少ない。国産楮は職人の不足により生産高が激減しているが、四季のある日本で育った楮は皮が柔らかく、使う薬品も少なくて済むので今も何とか手に入れて使っている。
楮は繊維を長いまま残すため大部分を手作業で叩く。でんぷん質が残っていると虫が食うため、流水の中で塵取りをしよく洗う。水と原料を混ぜ合わせるためトロロアオイやノリウツギといった粘性のある植物の液を混ぜてかくはんし、一枚一枚厚みを確認し加減を調整しつつ紙を漉く。こうして何層にもなった楮100%紙は薄くめくることができ、虫食いもせず保存性が高いことから、今は版画用紙だけでなく美術品の修復にも使われている。(ルーブル美術館等に納めている)
〇需要第一
「求められるから」作り続けている。世の中がどんなに変わろうが、便利なものがたくさん出てこようが、顧客の求める品と品質に応えることが使命である。
〇越前和紙の職人の強み
越前和紙が1500年も続いてきたのは、紙漉きに向いた不純物の少ない豊かな水の恵みと、どんな難しい紙でもやってのける職人の技術と気概があったから。大変な仕事なので今後ますます職人は少なくなっていくと思うが、どこからでも来て紙漉きをやってほしい。

 市兵衛さん、とにかく年齢を感じさせない。受け継がれた知見と経験に裏付けされた数値がポンポン出て来る。かつて職人は商人でもあった、一人で何役もこなしたと以前書いたが、まんまその通りのお方。帰りは姪とともに東京駅までご一緒したが、電車の中でも背筋シャキーン、人混みをすいすいと通り抜け、どっちが送られてるのやらわからない体たらく。別れ際素晴らしく美しいお辞儀をされ恐縮する私たちに、家にお土産を買っていくからとさーっと軽やかに階段を下りていかれた。
「人間国宝というのは製造工程が認定されたというだけで私という人間のことじゃない」
と謙遜なさっていたけれど、いやいや正真正銘、日本の宝です。どうぞいつまでもお元気で!というか私体力も気力も圧倒的に負けてる…私の方がお元気しなきゃ…。

参考までにこちらのリンクもどうぞ:
市兵衛さんご愛用の那須楮を作っている斎藤さん

いろいろと御礼2017/11/15 21:39

イベント続きだったこの数日間、気が付くともう11月も後半。さすがに朝晩寒くなってきましたね。

まずは
Asian Home Furnishings Sale 2017@東京アメリカンクラブ売り場
当日はあいにくの雨模様にも関わらず沢山の方にお越しいただき、誠にありがとうございました!お蔭さまで大盛況のうちに終えることができました。今年は家具中心でなおかつ一日だけだったせいか?例年より外国人のお客様が多く、
あ、やっぱり英語必要じゃん
と実感したのでこれから頑張ろうと思います(←今頃?!)。
ちゃんと越前和紙の説明が出来るようにしないとね(←ってこれも今更?!)。
ほら来年9月には長田和也の個展もありますし、同じ東京アメリカンクラブのB1「フレデリック・ハリス・ギャラリー」で(宣伝)。

こちらのギャラリーでは月替わりで日本人作家によるアート作品が展示されているのですが、何とレセプションにわし太夫娘ともどもお招きいただきました(わし太夫は所用のため帰福)。
Takako Takeda & Satomi Kuze@Frederic Harris Gallery
ビスクドール作家の武田孝子さんと木の実とブリヨンフラワー作家の久世聖美さんの二人展(~11/27、11:00~21:00、最終日17:00まで。11/22のみ入館不可)
久世さんたちとの出会いはアメクラバザー。たまたまお店が近かったこともあって即席コラボ
久世さん作のボトル飾りをオーナメント代わりにつけた長田の白いツリー
をやってみたら見事二つまとめてお買い上げ♪と相成りました。
奇跡のエピソードにすっかり舞い上がった私たち、久世さんの
「ここのギャラリー、応募してみたら?長田さんならきっと大丈夫!」
という甘い囁きにうっかり乗ってしまい。まあ審査もあるしたぶん無理だよねーうんダメ元で!と申請してみたら何でか通ってしまい。二年先かーまだまだだなーなんて思っていたら、あっという間にえ?もう来年?になってしまい。私たちの心中を察してか、
「来年に少しでも役立つように♡」
と、ご多忙の中久世さん自らSaleにお越しいただいてのお誘い。
会員専用エントランス側
レセプション当日も、あまりにラグジュアリーな雰囲気↑に内心大汗&修羅場な私たちにさりげないお心遣い、まさに神対応を見せていただきました。本当にどこの女神さまでしょうか。
久世さんの挨拶
他のお客様たちもギャラリースタッフの方がたも、不慣れな私たちを快く受け入れてくださり興味深いお話を沢山聞くことができました。久世さん、武田さんをはじめ皆さまには感謝しかありません。ありがとうございました。来年に向け、わし太夫ともども頑張ろうと思います。

こちらもうかうかしていたらもう来週…
越前生漉奉書の人間国宝・岩野市兵衛さんが東大駒場祭に降臨!
主催はもちろん、東大生が襖張ります!でおなじみの「東大襖クラブ」。
東大襖クラブ駒場祭チラシ
わし太夫修行@都内時代の微かな縁の糸がふとしたきっかけで繋がり、九月には越前市大滝町で史上初の襖張替合宿を実現するに至り、ついには駒場東大へと道筋をつけました。岩野市兵衛さんはご高齢ということもあり講演等は控えていらしたのですが、地元で襖クラブ部員と交流された中で若者たちの並々ならぬ襖愛に意気を感じられ、今回特別にご承諾いただいた次第です。おそらく最初で最後のこの企画、どうぞお見逃しなく!若くて可愛いわし太夫娘も現地におりますよ!

さて、その岩野市兵衛さん降臨の影の立役者となったのが母「現代の名工」長田榮子さんである。市兵衛さんとは夫婦ぐるみでスープが冷めないどころかぐつぐつ煮立った状態で行き来可能というほどの距離感で(比喩です 笑)、コラボ製品を作ったり旅行に出かけたりと大変仲良くさせていただいているようです。
その榮子さん、長年真面目に紙を漉き成果を上げてきたことのご褒美として
黄綬褒章
をいただくことになりました。式典のため前日の11/13から東京都入り、迎えに来たわし太夫娘=孫と水入らずで東京の夜を満喫♪
翌朝、着付けを済ませいざ厚生労働省へ。そこはスーツ姿のビジネスマンたちが行きかう日本の中枢・霞が関のど真ん中。
霞が関・厚労省前
いやーこういう時はホントお着物イイ!私も着付けをやり直そう(決意)。
厚労省前の榮子さん
2Fの講堂にて日の丸を掲げたステージ前に総勢300名余の正装した男女、中々の壮観でした。「褒章伝達」(名前を読み上げる:受賞者は立ってお辞儀)、「物品伝達」(一人一人に厚労省職員三人がかりで賞状を授与)等々独特の言い回しも興味深い。
いただいた賞状(というのか?)、主語が「日本国天皇」というのがまず凄い。さらに「紙手漉工」と入ってる。ちゃんと業種を書き分けてるんですね。最後に極め付け「内閣総理大臣 安倍晋三」よ奥様!(興奮)。
帯の向かって右側に付けているのが黄綬褒章。小さいですが重量感あり、裏に「長田榮子」の名入りです。
黄綬褒章いただきましたby榮子さん
ここでわし太夫娘は帰宅、母と娘とでバス乗車しいざ皇居へ!バスから降りたら写真撮影一切禁止なのでバスの中でパチリ。う、映りが…あいにくの雨で暗かった…正面にかすかに門が見えるのわかるかな?
正面に門が!
車窓から。テンション上がるわー。榮子さんもニコニコ。
褒章伝達式は厚労省だけでなく、防衛省・金融庁・財務省・国土交通省等複数の省庁が同じ日にそれぞれ行っていたらしく、広場にはたくさんのバスがずらり。順番が来るまでバス内でしばし待機。この場所がどこかというと(↓ネットから拝借)
一般参賀の模様
ここなんですのよ奥様!
一般参賀でおなじみの皇族方がお出ましになられている窓、案外低いところにあるので驚きました。何もない状態で見ると手が届きそうな、すぐ目と鼻って感じ。そりゃ沢山人が行くわけだ。私も行っちゃおうかしら来年。
そんなこんなで結構長い時間バスで過ごしたあと、やっと中に。入口の広いロビーには大きな階段。通路に敷いてある浅黄色というのでしょうか、黄色みがかったベージュ?の絨毯はふっかふかなのに沈み方が優しくてとても歩きやすい。そして二階の長ーい廊下!そこから見える中庭!うわーもうこれ最初で最後よねきっと、とかみしめつつなるべくゆっくり歩く。
そして到着、春秋の間(↓宮内庁HPより)。
春秋の間:宮内庁HPより
既に沢山の人で埋まっていました。ここに陛下が…と思うとドキドキでしたが、私はしがない?付き添いなので御拝謁中は別室で待機。残念。

とはいえ実を言うと、長田家は今上陛下・皇后陛下のご訪問を賜ったことがあります。両陛下がまだ皇太子同妃両殿下であらせられた昭和55年、植樹祭のため福井県に数日滞在され、紙漉きの工場をいくつかご覧になられました。私の父は両殿下を先導し工場内をご案内。何と紙漉きも少しなされたようです。私たちは玄関先でお出迎えとお見送り。
当時中学生だった私、部活動顧問の先生に「家の用事で休みます」と言ったら何で!と詰め寄られたので
「なんかーウチに皇太子ご夫妻がいらっしゃるみたいでー」
とまるで親戚が来るようなノリで答えたところ、そこにいた全員が先輩も含め
それは大変!すぐ帰りなさい!
となったので、ちょっぴり気持ちよかったのでした(笑)。

それからもう四十年近い月日が流れ、その間母はずっと紙漉きの仕事を続けて本日の栄に至りました。母だけでなくその場にいた全員、同じく日々仕事に勤しみ一生懸命生きてきた人たちであり、それぞれに誇りと、長年周囲に支えられてきたことへの深い感謝の念をお持ちです。それが皇居という場の力、日本国の象徴である天皇陛下が纏われる光とも相まって、ぴんと張った清浄な空間ではあるけれどもどこか和やかな空気をつくり出していました。単なる付添いの私まで、細い細い何本もの糸が精緻に繋がって今ここにいるのだという実感が湧き、とにかくいろんなものに感謝したくなる、というかすべき!と思えてくる。褒めて育てるというやつ、私はあまり信用していなかったけど、全力で褒められるということはここまで強大なパワーを人に与えるのですね。だって天皇陛下にお褒めいただくということはつまり、日本国そのものに褒められるってことですもんね。私もおこぼれだけでもいただけて本当にラッキーでした。

ただでさえパワフルな榮子さんがさらに大きな何かを長田製紙所に持ち帰りました。一同、今まで支えていただいている皆様への感謝を力に変え、ますます精進してまいりますので、どうぞ今後とも応援よろしくお願い申し上げます!

Asian Home Furnishings Sale 20172017/10/29 11:05

10月もそろそろ終わり、今年もこの季節が巡ってまいりました!日本の中のアメリカ、東京アメリカンクラブでの
Asian Home Furnishings Sale 2017
に長田製紙所参加いたします!
今年は一日目夜が会員限定、一般公開は
11/8(水) 10:00-20:00
の一日のみ。場所は
B2・New York Ballroom(エスカレーター降りて左側の大きな部屋)です。
東京アメリカンクラブ周辺は坂道が多く、どの駅からも微妙に遠いです。歩きやすい靴でお越しください。

大江戸線・赤羽橋(中ノ橋口)
距離は一番近いですが、手前で曲がると急こう配の坂なのでNOAビルを回り込んだ方が楽です。
日比谷線・神谷町(2番出口)
東京タワーを左手に観つつ緩い坂を上がります。NOAビル側に渡って、ロシア大使館の白壁を左折。
南北線・六本木一丁目(2番出口)
土地勘のある人向き。とにかく外苑東通りに出ましょう。麻布郵便局を過ぎロシア大使館を右折。
南北線・麻布十番(6番出口)
上り坂がもっとも長いルート。健脚向き。駅周辺は飲食店多数、帰りに寄るのにはいいかも。

ランドマークとなるNOAビル↓
目印はNOAビル
地図はこちら
今年のSaleは家具中心、らしいのですが実際のところどういう雰囲気なのか私もよくわかりません。当日のお楽しみということで…(笑)
長田製紙所はいつもよりすきあかり・ツリー気持ち多めでお待ちしております♪お誘いあわせの上、是非ぜひお越しくださいませ!

日本で一番2017/09/23 22:31

なんだかんだですっかり九月も後半ですね、いかがお過ごしでしょうか。さて今回の記事は、アップするする詐欺の
「東大襖クラブ・襖張替え合宿」動画
を待つ間の繋ぎです。お茶請け程度にどうぞ♪
※記事は全て伝聞によるイメージです(私行ってないし´з`)

世界初の「襖張替え合宿」。いや合宿というよりはもはや出張ですね。60年の歴史を誇る東大襖クラブが、110年の歴史を持つ長田製紙所とひょんなことから繋がり、1500年の歴史を誇る越前和紙の里へと張替え出張。しかも来年に控えた大滝神社・岡太神社1300年大祭の準備の一環としてです。これは紙の神様に呼ばれちゃいましたね。もう毎年来るしかないですね(笑)。

さて四泊五日の宿泊は安楽寺、張替えについては長田家が一応お世話をする立場となりました。部長のS木くん・OBのHくんは既に何回か現地に来ているし、元添乗員の跡取り娘が世話人やるし、それほど枚数もないみたいだしうんラクショーじゃない?やだー暇すぎるかも…空いた時間どうしよ…などと心配していたら。

そ れ ど こ ろ で は な か っ た。


・・・・・・・・・
その日、長田家の人々は思い出した…長田製紙所は確かに襖紙の老舗ではあるが、襖紙張り替えに関してはド素人同然だということを。
…え、張替えって誰もやったことないの?!マジか!私も知らんし!…
「アンタ……何やってるんやってえええ!ちゃんとしときねのっ!」
母(現代の名工80歳)にガチで叱られた息子(長田製紙所社長57歳)。

というわけで襖クラブ最初の仕事は、マスキングテープ片手に印つけ……。これ、後からやると非常ーーーにめんどくさい。ミスの原因になるから絶対やろうね☆事前の現状記録!

のっけから技術の無駄使いをしながら二日目突入。しかしそこはやはり東大生、さすがの神段取りで着々と進み出す張替え作業。
「…長田さんちの分、あと障子もあるって仰ってましたよね?紙どこですか?」
・・・・・・・・・・

・・・はい??? 今なんつった???

まさかの「今から漉く」発言に茫然とする東大生をよそに、さっさと漉き始める熟練の和紙職人。※画像はイメージです
※いや、うちくらいだと思う(泣)
「アンタ、これこの障子!全部外しといたからこれでイメージ膨らましね!」
※「~しね!」は福井弁で「~しなさい!」の意
と母(現代の名工80歳)に煽られ、息子(長田製紙所社長57歳)が和紙職人気質を如何なく発揮し漉いた障子紙を襖クラブが張ってくれた完成品がこれ↓
とても素晴らしい仕上がりで、結果オーライ♪て感じですかね(オイ)

そんなこんなでバタバタしつつ日程をこなし、あっという間に合宿最後の夜と相成りました。記憶の家でのお別れ大宴会にはご近所の人間国宝・岩野市兵衛さんも加わって、いやがうえにも盛り上がる。※画像はイメージです





とこのように、日本で一番の大学に在籍する襖クラブの面々は、日本で一番襖と襖にまつわる色々を愛する学生さんたちでもありました。
その優秀な頭脳とあくなき探求心と情熱とで、これから日本の未来を切り開いていく東大襖クラブの若者たち!
襖と襖紙(特に越前和紙 笑)の未来も、何かのついででいいので(←)ちょこっと隅っこにのっけといてください。これからもどうぞよろしくお願いします♡

2017ゆかた団扇ワークショップ、無事終了♪2017/07/21 17:56

長田製紙所初の試み越前和紙ゆかた団扇ワークショップ」。

初……いや実は福時でも……(もごもご)……えーと、作業の手順を最適化し段取りをし必要な材料と道具を揃えタイムテーブルを作り、という下準備をして臨んだ本格的なワークショップは初です。……たぶん。あっ私にとっては確実に初。どうでもいいですね、すみません(^_^;)
振り返ると、日程が7/16(日)17(月祝)といったいかにも行事が多そうな三連休真っ只中、しかも関東はお盆。ああーしまったもう少し後か前かにしとくんだった…と心配していましたが。
蓋を開ければ予想外に多い参加人数!ありがたいことに大盛況♪でした。
講師の義姉、アシスタント&トーク係の姪、撮影係の私(←しょぼい 笑)が全員浴衣を着こみ最強の?布陣で挑んだ二日間、お客様は全員真剣そのもので取り組まれ、それぞれに素敵なゆかた団扇がいくつも生まれました。

最後の回に不肖わたくしもやってみましたが、なるほどこれは楽しい!
線を引く、切る、のりをつける、貼り合わせる。ひとつひとつは単純な作業なのになかなか思うようにはいかない。「線をキレイに引いてそのとおりに切る」って意外にできないのよ奥さん。ましてや最難関の最終工程・縁取り貼りなんてまずほっそーい紙を半分に折るのが老眼にはキツイし貼ってるうちに指にくっつくしでもう大変。ちなみに熟練の職人さんはコレ、40秒で貼り終わる!そうです。一般人が数動作でモタモタやるところを一回の動作ですぱっとできちゃうんですね。他の工程も全部、そういう細かい所から既に違うのでしょう。まさに神は細部に宿る。
このように
ものづくりの楽しさが味わえる&職人さんの凄さがストレートに実感できる
良いワークショップでございました(自画自賛)。

というわけで今回の作業工程を下にまとめてみました。今時完全手書きですみません(笑)来年以降にも使える、かも??
最後に。
猛暑の中しかも貴重な三連休、数あるイベントの中から「ゆかた団扇ワークショップ」を選んで参加してくださった皆さま、
本当にありがとうございました! 
お手もとのゆかた団扇とともに、楽しい夏をお過ごしくださいませ。

そして今後とも、越前和紙と長田製紙所をどうぞよろしくお願い申し上げます!