TAC下見に行ってまいりました ― 2010/11/03 22:21
左側は駐車場。休日のせいか満車状態だった。高級車ばかり。
最初間違えて二階にいったのだが、スポーツジムやらプールやらあって、ひろーいフロアで外国人の方がのびのびと行き来しておりました。
こんなにキレイなのにそのうち移転するそうな。
このあと品川駅に移動、当日の待ち合わせや勤務時間、割り振り、動線などを確認。さらに営業兼経理部長による売値の評価(笑)およびDVDプレイヤーでのスライドショー。
午後からはみち巫女、みや巫女、おさかで渋谷西武「感性展」(11/3まで)へ。
久々の渋谷は、やっぱり人が多かった。感性展もまずまずの人出。例の「遠目に見ると漉きあかり」は近くで見たら全然違うものだった。しかしこういうものの値段て、ホント決めたもん勝ちだよなあ。デパート値段てのもあるけど。
ともあれバザー当日まであと一週間を切った。いろいろとスパートをかけねば。
皆様、昨日は朝からお疲れ様でございました。なかなかうまく仕切れず申し訳ないですが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて私は今から学校。今週土曜は球技大会。雨乞いしたい気分だ(泣)。
TACインターナショナルバザー、終了! ― 2010/11/12 09:39
三階の部屋からは東京タワーもバッチリ見えます。両日ともお天気に恵まれました。
一日目に「夫に聞いてみるわ♪」と携帯で写真を撮っていった女性が、二日目剛毅にお買い上げ。ありがとうございます!!! 漉っきー大、達者で暮らすのよ~。
英語力の無さも一因ですが、それ以上に品物の並べ方・おき方ひとつで本当に違う。
特にこの「Artisan Avenue」は小さな部屋だったので、完全バザールな雰囲気の大部屋の店のように、いっぺんにいろいろ並べる、というやり方はそぐわなかったかも。
売りたいものはなに?
お客に見せたい、知ってほしいことは?
そういう、ある意味テーマというか、コンセプトはやはり大事なのだと実感。
そこを明確にしておいた上で、通り過ぎる人の目を引く、かつわかりやすいレイアウトを心がける。うう、難しい。
そもそも、外国人にとって「紙」というのは「薄くて弱くて使い捨て」、というイメージしかない。そういう感覚を持っている人が、いきなり和紙だよ丈夫だよといわれても、手で触ってみたとしても「でも紙でしょ所詮。何回使えるわけ?」としかならない。ハンドメイドなのはわかったけど何でこんなに高いの?紙なのに? このあたりをどうにかしてアピールするべきなのだろう。人様にお金を使わせるということはつまり、使うに足る明確な理由を提供することでもある。売るほうも買うほうも気持ちよく、ですね。
いっちょ「世界標準」和紙サイト、作りましょうか? 大明神様、巫女様(はあと)。
あと販売のやり方研究と、えーとやっぱり英語の勉強だな(半泣)。
とにかくいろんな意味で勉強になった二日間、大明神の強力なバックアップと美人で有能な巫女さまたちのおかげで、無事乗り切ることが出来ました。
皆様ホントにありがとうございまする(ひれ伏している)。
反省しない反省会の日程は未定ですが、ぜひぜひ年内にやりましょう♪
TACインターナショナルバザー・反省 ― 2010/11/19 16:03
とにかく思いついたことをつらつらと、並べてみます。大明神や巫女さまたちはもちろん、当ブログをご覧になっている皆様もぜひぜひお気軽にご意見ご感想くださいませ。
(来ていただいた方で観ている方はいらっしゃるかしら。英訳すべき?)
<品物について>
・テーブルセンターが最初から好調。200×600という大きさとはっきりした色、飛龍の斬新さが受けたか。
・Eico Bag MONO。白黒のコントラストが強いものから売れた。欲しかったデザインのものが売れちゃった!と残念がるお客様も。
・漉きあかりはほとんどのお客さまが目を留めていた。これも一番大きなものが売れた。一日目に「夫に聞いてみる♪」と言って写メしていた奥様が、翌日ゲット。日本語ペラペラだった。富くじで引き当てた人も「すっごいハッピー♪」と嬉しそうだった。
・コースターは枚数の多さ(安さ)より、「丈夫さ」を求められていた感。何回まで使えるの?とよく聞かれた。サイズがちょっと小さめだったか。
・ランチョンマットは意外に苦戦。こちらも「何回使えるの?汚れたらどうするの?一回かぎり?」などという質問多し。料理の色を引き立てるため下に敷くものは白や薄い色、とこちらは考えていたが、派手な色でも(むしろ派手な方が)いいのかもしれない。
・飛龍はおおむね好評。TREEも大と中、クリスマスリースも大きなものから売れた。それぞれ大が1個ずつしかなかったのが残念。
・正月飾り、二つ売れたが、いずれもギフト用?という雰囲気だった。箱ごと置いていたのが良かったかも。
・品物の種類が多すぎた。売れ線がよくわからなかったので仕方が無いといえばそうだが、何かテーマを決めて絞るべきだった(と今だから言える?)。
・机上に並べた品物の数も多すぎて、視線が定まらず見づらかった。
・「上からぶらさげる」というディスプレイがほとんど出来なかったのはちょっと痛かった。せっかくのタペストリーがあまり目立たなかった。
・相手はそもそも和紙のことをまったく知らない。紙は弱くて薄くてすぐ破れる、使い捨てにするもの、というイメージが根強いようだ。和紙とはなんぞや、を誰にでもよくわかる図解や説明書きなど考えるべき。
・値段設定は正直良かったのかどうかわからないが、すくなくとも「安いから買う」というものではなさそうだということだけは確かだ。その物にその値段の価値があるかどうか判断できないものはいくら安くても買う気にならない、ということかも、と思った。
<接客>
・そりゃなんといっても英語力(泣)。他のお店をのぞくと、片言の日本語でもしっかりとお客と会話して、ものを売っていた。基本的にはフレンドリーな人が多いので、軽い会話を臆せず出来るよう、特にヒアリングを磨くべしと思った(よよよ)。
・一日目が長丁場で大変なので、次回からはシフト組みましょう(←え?)
・お客さんのほとんどは女性だが、六時以降になると微妙に客層が変わってくる。男性の目をひくような製品も一部考えるべきかも。
<その他>
・やっぱりホームページを作るべし!英語版も。
↓巫女様たちの活躍ぶり↓
*随時追記していきます。
・アート系のものに絞ってみる(目をひくもの、個性的なもの)
・品数は少なめに
・ネット販売しよう!
・売れた品目に絞り、改良点を探る
・ディスプレイを工夫する
・英語を公用語に(?!)
ネット販売について、いろいろ考えてますが・・・
何しろ小さな工場、兄が社長で製造で営業で広報で企画で経理(こちらは父がまだやってます)なので、なかなか出来ることには限りがあります。今のところ一人一人の顧客と密に話し合いながらものをつくっているため、トラブルは少ないですが、ネットだとどうなのだろう。思っていたイメージと違ったとか言われないかしら?
気軽に、簡単に購入していただけることももちろん大事なのですが、よくよく和紙製品を知っていただいて、納得の上お金を出していただければなあ、なんて・・・青臭いタワゴトなのかもしれないですが考えてしまいます。
要は、お客様とお話ししたいんですよ。それはコメント欄でもいいし、メールや電話でもいい。顔を実際に合わせなきゃダメとは思っていません、ネットや電話線を介して、ある程度距離を置いてのほうが良い関係が築ける場合もあると考えています。
そもそも、離れたところに住む私があまり出すぎた真似をしていいのかという問題もありますしね(笑)。
あくまでサポーターという立場でいくか、本格的に乗り出していくか、考え中でございます。でもどっちにしろ英語は勉強するよ!亀の歩みですが(苦笑)。
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