不思議な石のはなし2009/12/16 11:47

おさか実家は、直接関係ない……と思っていたら、なんと! 登場人物たちが「タイムスリップ」する穴を、実家所有の土地に掘るというのだ。

曾祖父は石工であった。実家の庭にも、大滝神社の境内にも、彼の切り出してきた石がいくつか置いてある。
神社の鳥居を抜け、紙祖神・川上御前がいらっしゃるお峰に上がる道を、向かって右にそれ谷川を渡り、杉の木立の中、色づいた銀杏の、雄と雌の木に挟まれるように、その石がある。「先祖代々受け継がれたへそ守りの穴」はそこに掘られたらしい。

2004(平成16)年7月、この辺りは豪雨による被害に見舞われた。土砂が大量に流れ出し、辺り一面水浸し。お年寄りたちは皆口をそろえて言った「ここいらがこんなことになるなんて、今まで見たことも聞いたこともない。初めてや」。前代未聞の災害だった。
だが石は、川のすぐ傍であるにもかかわらず、流されもせず、倒れもせず、ひっそりと、曾祖父が置いた当時そのままの形で、同じ場所に立っていた。頑強な土台があるわけでもない。二本の銀杏の木が守っているように見えた、と母は言った。

たまたま金沢から遊びに来ていた次兄一家は全員見たそうな。私も帰省したら必ず行くつもりでいる。

ちなみに12月27日、28日とロケがある模様。エキストラも募集中らしい。地元の子連れのオバちゃん通行人てことで出ようかしらん(笑)
皆様、今後もこうご期待でございます♪