ご無沙汰しております2018/03/16 10:40

諸般の事情によりこちらのブログ更新をサボっておりました。今更ですがこれ、桜の季節に書いた記事です(←おいおい)
(8/7記)
以下、本記事。
ダブル受験の荒波に揉まれ、膨大な事務作業と入金(泣)に追いまくられ、二回の卒業式を終え、気づけば三月も半ば。この不定期にも程がある辺境ブログをまだ観ていただいている皆さま、大変ご無沙汰いたしまして申し訳ありません。今後はもうちょっと頑張ります。いやホントに。

さて、話は数か月前に遡って。

今回の東京アメリカンクラブでのバザー、一日のみだったにも関わらず、多くのお客様においでいただきました。皆さま本当にありがとうございました。
当日の様子
実家の蔵に眠っていた昭和の和紙の数々が若い姪っ子の手で引っ張り出され、アンティーク和紙として日の目をみました。それも東京アメリカンクラブというゴージャス&ラグジュアリーな場所で。
姪っ子の慧眼は大当たり、アンティーク和紙は飛ぶように売れ、さらにご注文まで!
こちらも榮子さんの手による、紫に霞む富士の山。
アンティーク和紙
キレイに額装されて飾っていただいております。パッと見油絵か水彩画のようにも見えますね。お買い上げ、本当に本当にありがとうございました!

Karakusa2014/10/31 09:54

ご無沙汰しているうちにもう明日は11月。今年もあと二ヶ月です。おそろしい…

さて、一部で話題になっている(?)Karakusa Rose。無事ご注文主のお手元に届いたようです。眺めてはニヤニヤしちゃって夕飯の支度がはかどらない~とのこと、嬉しいお言葉ありがとうございます!
さてこちらはできたてほやほやのrose。まだ濡れているので色が少し明るめ。これが乾くとあら不思議、しっとりと落ち着いた色にかわるのです。
元々は、福時にて飾られていたこの黒い薔薇に目を留められたそうですが…こうしてみると随分とイメージが違う!
どちらもそれぞれに魅力的だけれど、ROSEの方はより植物的というか、花!(華!)ですね。
何よりこの色目、注文主のまとうイメージといいますか、醸し出す雰囲気にドンピシャリ!やるなわし太夫(^^)
新居に飾られるとのこと。新しい門出のお供に、長田製紙所の和紙を選んでいただいて大変光栄です!ありがとうございます!

以前、新居祝いにとすきあかりを贈られた方がいらして、オープンハウスに伺ったことがあるのですが、和紙というのは想像以上に「新しい家」にしっくり馴染みます。絵や写真が、人や風景の一瞬の姿をそのまま封じ込めるものだとしたら、和紙はその家や人と同じ空間と時間を生きるという感じ。家と、人と、同じ空気を吸い、ともに時を積んでいくのです。

さらに灯り。だいたいにおいて和紙は照明をあてると大変映えるものなのですが、特にこのkarakusaは相性が良い。影もまたデザインのひとつとなり、一層ゴージャスで贅沢な空間を演出しますよ♡というわけですきあかりもお一ついかがでしょうか奥様♪

ともあれ、繋がる御縁に感謝です。

もうすぐクリスマス♪の銀座を歩く2013/12/12 10:48

12月も早10日を過ぎ、まさに師走!の日々の中、行ってきました銀座。
今日の目的はこちら。
銀座和光「伝統を更新する『承』」
12/6~12/15 銀座和光本館6F
銀座のど真ん中、目抜き通りに面したショーウインドウ。個性的な作品の背景に和紙。見えるかな?道行く人も思わず目を留める
6Fは残念ながら撮影禁止だったので画像はないが、こちらも素晴らしい展示だった。それぞれの作家さんの、作品に対する気概と、自分自身の持つ技に対する高いプライドが直球で来る。その圧倒的なパワー、こちらは受け止めるだけで精一杯ながらも、強さをおすそ分けしていただいた気がする。
さてそんな中で、うちの和紙はどうしていたかというと。
(たぶんこの紙↓だと思われる。ふわふわの真綿引き絹)

白を基調とした展示室の柱と柱の間、各エリアを分けるパーティションがわりに並べて提げられた和紙のタペストリー。邪魔にならない軽やかなデザインと色合い、繊細に淑やかに、だけど周囲の強烈な個性に決して負けない。しっかりお仕事してました。
たまたまお話した係員の方は福井に行ったことがあると仰っていて、このタペストリーも大変気に入って下さっていた。楽しい時間をありがとうございます。福井はこれから食べ物も美味しい季節、是非ぜひお越し下さいね。

さて次は、といいつつ実はこちらに先に寄りました。
10/26にオープンしたばかりのコムサステージ銀座。なんと本物の桜がお出迎え
ちらほらと和紙のオーナメントが見えますね♪
この超絶オッシャレーなお店に、一瞬躊躇しつつもホイホイと入っていくことができたのも偏に和紙のおかげです♪いやでも昔は好きで何着か持ってたんですよーコムサ。
かつて「DCブランド」と呼ばれた頃から、ストイックなまでのシンプルにこだわっていたコムサ、その姿勢は今も変わらず。
こちらのお店は特に「和」を意識したそう。壁を丸くくり抜く、照明の光のほのかなグラデーション効果も並々ならぬ職人の技。
一見して洋服を買う客ではないとわかる(笑)私をあたたかく迎えて下さったスタッフの皆さん。丁寧に応対下さったイケメン店長さんも
「このお店のここの部分を作った、と仰る職人さんや作家さん、そのお弟子さんなんかがよくいらっしゃるんですよ。そういう方々とお会いしてお話するにつけ、いやすごいことだなと思わされます」
と語ってらした。
ひらがなのめりーくりすます、新年にはどのようなディスプレイに化けるのか?今後も楽しみです♪
さてそんな親切な店長さんに「ケーキ美味しいですよ♪」と勧められ、うっかり階段を降りてしまうとそこは…
んまあああこっちもまたオシャレだこと!!というか、昔懐かしい「カフェバー」(年がバレる 笑)なテイスト(・∀・)
コムサカフェ銀座
はコムサステージのB1。こちらではライブも行われるらしく、ステージらしきものが。その上に白銀に輝くツリー。
これがまた美しいこと
入り口は2つあって、こちらは多分店内を通らず外から直接入れる?
こちらにもツリー。で、その奥に見えるこの陳列ケースは…
きゃあああああ
ちょっとちょっと奥さん…
どうなのよコレ…
あああああ抗えないいいいい
というわけでこういうことに。左端の模様はココアパウダーで、スタッフさんが描いてました。何気にすごい(≧∇≦)/
ここでもスタッフの方はとても親切で、いろいろとお話できて楽しかった!新鮮フルーツたっぷりのケーキも、ダージリンもおいしうございました♪また行きます!

そんなこんなで、短時間ながらゴージャスで充実した銀ブラでございました♪和紙のおかげで、普段ほとんど縁のなかった場所に足を踏み入れられたという気がします。この機会にちょっとオサレにも目を向けなければ(^_^;)皆さまもお散歩がてら是非、お立ち寄りくださいませ♪

東京アメリカンクラブ・インターナショナルバザー2013盛況のうちに終了!2013/11/13 22:10

11/6(水)11/7(木)の二日間、東京アメリカンクラブにて開催されたインターナショナルバザー2013。盛況の内に終了いたしました。お越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました!

さてこの二日間をちょっと復習♪

去年までの広いManhattan Roomとは違い、今年はBrooklyn Roomという少し狭い部屋。ですが2つある入口の手前の方、しかも角地をいただき、思いの外広く使えました。周りも版画などの美術品や家具のお店で、全体的にゆったりとしており、落ち着いた雰囲気でした。もう毎年ここでお願いします(*^_^*)
ここが入り口。有機EL照明効果か、この3つの四角錐はあっというまに揃ってsold out

あれよあれよと売れていくツリーたち。特に白。灯りが映えるとみてのこと?去年はまったく売れなかったのに…ディスプレイって大事なんだなあと実感
こちらも効いたか?和紙アートパネル。去年のバザー後にオーダーいただいたものの試作版をパネル仕立てにしたもの。元は倍以上の大きさ。壁の窪みにちょうど嵌まる大きさとのことで、照明もつけると仰っていた。観てみたいものだ
歩く人の足を止めずにはいられないアートな和紙の数々。おなじみの小型パネルは、ちゃんと新作の飛龍を選んで買っていった方もいらしたっけ
近くに寄って見る人が多かった薔薇のモチーフ
大型の木製パネルは、新しいディスプレイ方法を提案するものでもある。
浮かせて見せるために、アクリルで挟んで留めてある。浮かせることで影が出来、新たな表情が生まれる

金銀混じりのパネル。豪華なのに渋い
定番の小物も好評でした♪
手前
左:クリスマスカード(模様に見える和紙はオーナメントにも使えます)
中央:名刺入れ(名刺・カードなど入ります。丈夫でオシャレ)
右:ブックカバー(文庫本サイズです。スケジュール帳としても使えます)

左:懐紙入れ(懐紙も長田製紙所製。書く・拭く・包むという3つの用途に使える懐紙はお茶席で使う他にも色んな用途が)
中央:和紙ポストカード100(はがきサイズ・色柄アソートでたっぷり100枚入ったお買い得な人気商品。毎年買ってるの♪というお客様多数)
右:和紙カード100(名刺サイズ・色柄アソートでたっぷり100枚。こちらも人気商品。ポチ袋にちょうど入る大きさです)
これら小物は長田製紙所の女性陣が製作。名刺入れの向こう側、カゴに入った和紙しおり(2枚入り)は新商品。

70代の母が、京都の扇子屋さんに飛び込んで作ってもらった越前和紙使用の扇子
「しきぶ扇」※これが出来た経緯はこちら
何かが前と違う!そうです、骨が多い!これだけのことでかなり華やかさが出るのですね。扇子の世界は奥深い。ということでこちらも一目惚れされた方が2つお買い上げ♪

で、この後ろにある3つの額。

これ、フランス額装と言うのだそうです。両端の額の真ん中にはeicoさんの和紙が。

このお話はまた次回♪

芸術の秋、紙が結ぶご縁2013/10/04 09:24

日差しが強く蒸し暑かった昨日とはうってかわった今朝の肌寒さ。すっかり秋ですね。

さて、とある方から思いがけずいただいたこちら。

仕事の傍ら色鉛筆画を始め、以来二十年描き続けて来られ、都内で何度も個展をひらかれたというこの方、新生・歌舞伎座の立ち上げという大仕事を成し遂げられたあと、今まで描いたことのない大きな作品に挑もうと思い立たれた。ところがこれまで愛用していた「越前和紙」(機械漉き)、都内の専門店にて取り寄せていたが、180×300cmという大型サイズの扱いはない。そこでネット検索し、たまたま見つけたのが長田製紙所のホームページだったそうです。

お問い合わせに応え早速地元で調べてもらいましたが、この紙と同じものが見つからない。もちろん高品質で良い紙ではあるが、厚みや紙質からするとどうもこの辺りで作られたものではないようだ。それでは、ということで近在の「画材としての和紙」をつくっている工場にあたりサンプルを集め、実際に目で見て触って、描いてみた上で選んでいただくことに。

都内にお住まいなので、不肖わたくしめがサンプル持参でお伺いしたのですが、私自身もこれほどいっぺんに「画材としての越前和紙」を手にとったのは初めてで、その奥深さに驚きました。恥ずかしながら、今まで機械漉きの和紙というものをあまり真剣に見比べたことはなく、なんとなく手漉きの方が「こだわり」感が強いようなイメージをもっていましたが、それはとんでもない認識違いでした。手漉きであろうと機械漉きであろうと良いものを作るためのこだわりに違いがあろうはずもなく、どちらも、歴史と伝統と確かな技術を今に伝える紛れも無い「越前和紙」なのです。

さて一口で絵を描くといっても、その道具が何か、絵の具ならば油なのかアクリルなのか水彩か、顔料なのか、はたまた鉛筆やパステルなのか…それによってどういう紙が適切なのかは違ってきます。
今回は水を一切使わない色鉛筆ですので、滲み方・浸透性は関係なく、色が乗りやすく描きやすい表面の滑らかさ・均一性および消しゴムを使っても容易に剥がれない丈夫さが必要ということでした。さらにこの方は色をかなり濃くきっちりと描かれるので、紙の質感といったものは不要(むしろ邪魔になる)。これらの条件をクリアし、加えてこれほど大きな紙をすぐ用意できるところ…ということで選ばれたのが「山路製紙」さんの紙でした。

山路製紙さんは、手漉きに限りなく近い機械漉きの越前和紙を製造している工場です。長田製紙所のすぐ隣、私も小さいころよく回覧板持って行きました(^^)。山路さんは、手軽な水彩練習紙から、今回のような大きなサイズの紙(ロールから断裁)・総こうぞの紙などつくっておられ、固定ファンも多くいらっしゃるそうです。

色鉛筆画はこれから製作に入られ、来年の夏あたりに完成予定とのこと。ちなみに製作の際必要な材料として長田製紙所の紙も使われます(宣伝)。どのような芸術作品が出来上がるか、本当に楽しみですね♪

最後に、こちらも絵の題材として如何でしょうか?ということでご紹介。
大滝神社のご神体・大杉

紙が引きあわせた不思議な御縁に感謝です。