Karakusa2014/10/31 09:54

ご無沙汰しているうちにもう明日は11月。今年もあと二ヶ月です。おそろしい…

さて、一部で話題になっている(?)Karakusa Rose。無事ご注文主のお手元に届いたようです。眺めてはニヤニヤしちゃって夕飯の支度がはかどらない~とのこと、嬉しいお言葉ありがとうございます!
さてこちらはできたてほやほやのrose。まだ濡れているので色が少し明るめ。これが乾くとあら不思議、しっとりと落ち着いた色にかわるのです。
元々は、福時にて飾られていたこの黒い薔薇に目を留められたそうですが…こうしてみると随分とイメージが違う!
どちらもそれぞれに魅力的だけれど、ROSEの方はより植物的というか、花!(華!)ですね。
何よりこの色目、注文主のまとうイメージといいますか、醸し出す雰囲気にドンピシャリ!やるなわし太夫(^^)
新居に飾られるとのこと。新しい門出のお供に、長田製紙所の和紙を選んでいただいて大変光栄です!ありがとうございます!

以前、新居祝いにとすきあかりを贈られた方がいらして、オープンハウスに伺ったことがあるのですが、和紙というのは想像以上に「新しい家」にしっくり馴染みます。絵や写真が、人や風景の一瞬の姿をそのまま封じ込めるものだとしたら、和紙はその家や人と同じ空間と時間を生きるという感じ。家と、人と、同じ空気を吸い、ともに時を積んでいくのです。

さらに灯り。だいたいにおいて和紙は照明をあてると大変映えるものなのですが、特にこのkarakusaは相性が良い。影もまたデザインのひとつとなり、一層ゴージャスで贅沢な空間を演出しますよ♡というわけですきあかりもお一ついかがでしょうか奥様♪

ともあれ、繋がる御縁に感謝です。

2014「福時」終了!2014/04/23 10:17

「福時」2014.4.19-21、お蔭様で沢山のお客様のご訪問をいただき、無事三日間の日程を終えました。おいでいただいた皆さま、本当にありがとうございました!

「越前和紙の茶室」。普通に写真に撮ってみるとほら、中の人は判別できない。

けれど現地にいて自分の目で見ると、しっかりくっきり分かります。もちろん今のカメラの性能なら、いろいろと設定をいじれば映るように出来るのかもしれませんが、人は深く考えずとも意識を向けるだけでいろんなものを「見る」ことができる。つまりはそれほど人間の「意識」の力はすごいということなのでしょう。
「ただの」紙が木枠に留められているだけ、強い力を加えれば簡単に破壊できるようなか弱い「仕切り」が、見事に「茶室という空間」を形作り、淹れる人、いただく人両方に程よい緊張感と集中力を与えていました。内からは外が見え、外からも内が見える。外と内は分かれていても、隔ては無いに等しい。同じなのに違う。違うのに同じ。対立すると思われるものが両立している、それこそが「お茶の心」だと文房流の先生にも教えていただきました。
毎年美味しいお茶とお菓子を愉しませていただいてましたが、今年は本当に格別でした。自分自身が、回数を重ねることでやっと気づいただけなのかもしれませんが。

源氏物語の時代にはバーチャルな、いわゆる「結界」に近い意味合いでの仕切りや隔てであったものが、襖などのより機能的な建具になり、壁になり、出入りの自由はどんどん狭く小さくなり、今やドア以外に開口のない個室が一般的となりました。それはそれで便利だし、プライベートを守っていくには必要な流れではありましたが、やはりそればかりでは息が詰まってくるのかもしれません。元々何もない空間に意味を成し、遊び、楽しむ能力に長けた日本人です。普段オートロックのマンションに住まい、最新式の機器に囲まれて生活していても、時々こうして原点に帰ることは日本人として必要であるとともに、無上の喜びをもたらすものである、と思います。

さて、次なるイベントのお知らせです。

紙の神様、川上御前が住まわれている山上の本殿からお下りになり、祭の間里宮にご滞在されます。地元小学生による浦安の舞やお神輿、奉納太鼓などの神事はもちろん、和紙の里通りでのイベント、長田製紙所も参加する「掘り出し市」(お得!)など盛りだくさんのお祭りです。GW、是非足を運んでみてくださいませ♪

「福時」直前!南青山そぞろ歩き2014/04/11 23:27

早いもので「福時」までまもなくあと一週間。たった三日間のイベントですが、南青山という素晴らしい立地を利用しない手はない!宣伝じゃあ!宣伝に行くぞぉ!

というわけで原宿駅に降り立つ私。原宿といえば竹下通り、ではなく、日本人ならまずはやっぱりこちらですよ。
今日の明治神宮は
「昭憲皇太后百年祭」。
今年は、明治天皇とともに明治神宮の御祭神であらせられる昭憲皇太后が崩御されて満百年、とのこと。平日午前中にしては参道を歩く人は多く、ツアーらしき外国人の姿も。10時から始まった「百年祭」にはさらに沢山の人が。
緑萌える境内、本殿に空の青が映える。百年祭を見守る多くの人の前を、結婚式の行列が通り過ぎる。赤い番傘に白い綿帽子、なんと縁起の良いこと。beautiful!amazing!と繰り返す中、今日この場所に来ることができた幸運を感謝しつつ、「福時」の成功を祈る。

神社を出ると外も多くの人出。新しい店に若者の行列。最先端のオシャレな街をつらぬく表参道に、日の丸と提灯が整然と連なる。
写真がヘタなものでわかりにくいですが、この日の丸、本当に表参道の端から端まで延々ずーーーっと続いていました。まさに参道。神々しい眺めでした。

春の日差しと素敵な町並を楽しみつつ、ふくい南青山291へ。
…て、何をしにいったんじゃーいという画像ですが(笑)半額シールの貼られたキムラヤの大福あんぱんの山、看過できるワケないじゃありませんか。もちろんお揚げも買いました。いや、ちゃんと福時ハガキを掲示板に貼ったりですね、レジ横のハガキを目立つように立てて…というか立てといてね(はあと)と頼んだりとか。えっとー掲示板に貼るのは日付バッチリで大きめのポスターがいいと思います。(だから何をしに…)

291を出て、さてどうしようか。カフェでも回るか?と思っていたら何故か引き寄せられた古書店「嶋田洋書」。学生時代からそれなりにこの辺りは歩いていたはずなのに、今の今まであったことに気付かなかった。なんと49年も続いているお店だそうですよ奥さん。お店の方と楽しくお喋りしてハガキも渡して完璧♪と思ってふと気づいたら写真とってない。仕方ないのでネットから拝借。
ここに並んでいたメモ帳が欲しかったのだがどれも素敵すぎて決められず。メモ帳?ふーん?と思ったら大間違い。今度来たら買う絶対。

今度こそカフェ、と思ったらまた引き寄せられてしまった。291の目と鼻の先、いつも惹かれてはいたが何故か入ったことのなかったうつわ屋さん。こちらも楽しくお喋りし、店員さんイチオシの軽くてもちやすい竹のお箸と、ジャムを心ゆくまでこそげ取れるというヘラを買って↓
ハガキ渡して写真とってもらってウキウキ店出たのはいいが撮影わすれたし。
サイトを教えていただいたので自分で見てください(怠慢)。
一枝軒(いっしけん)
そのうち私の画像がブログに載るみたいです(顔は外したけど(^_^;))

そんなこんなで慌ただしく、たった二時間少々の「福時」宣伝活動第一弾は終了したのでした。
来週は保護者会やら何やらかんやら目白押しですが、直前スペシャル宣伝活動はまだまだ続くよ!
…かもしれない(よわき)

「福時」2014もうすぐです♪2014/04/03 10:20

長らく更新をサボっていたら、もう四月に!いつもズボラですみません。春休みは怒涛の日々ですと言い訳しつつ。

さあ、ずっと先だと思っていた「福時」。そろそろ始まりますよ。
福時~福井時間をご一緒に
日時:4/19(土)~21(月) 11:00~19:00(最終日は16時終了)
場所:ふくい南青山291 2F(東京メトロ表参道駅B3出口より徒歩5分)
【入場無料】
地図はこちら(建物はちょっと奥まった場所にあるので注意!)

さて今年の長田製紙所の目玉といえばこれ「和紙の茶室」。

写真では出せない和紙の色や繊維の絡まり、手触り、匂いを都内で(しかも青山というオサレスポットで 笑)体験できる年に一度の企画です♪もちろん越前和紙以外の展示も逸品揃い。楽しいワークショップもありますよ。目の保養と美味しいお茶、まったりゆったりな時間と空間とをどうぞお楽しみください(^_^)v

ご参考までに:Facebookのアルバムですが、登録ない方でも閲覧可能です。
2012年の福時
2013年の福時
当ブログでも毎年紹介しております→こちら
長田製紙所当主ブログ「わし太夫」での「福時」の記録はこちら

ちなみにわたくしの出没予定は
4/19(土)お昼頃~16:00くらい
4/20(日)11:00~16:00くらい
4/21(月)11:00~後片付け終わるまで
です。土日は子供のスポ少やら何やらで平日より多忙ですが、なるべく長くいられるようがんばりまーす!お待ちしております♪

2013福時、今年も楽しいひとときでした2013/04/24 21:55

福時~福井時間をご一緒に~
2013.4.20(土)21(日)22(月)の三日間、ゆったり和やかで穏やかな福井時間を楽しむことができました。参加された皆さま、お疲れ様でした!そして足を運んでいただいた皆さま、本当にありがとうございました!

当日の様子はFaceBookページ「かわかみひめ」のアルバムをどうぞ(FBのアカウントがなくてもご覧になれます♪)