夏休み ― 2012/08/10 12:15
毎年夏になると、浜からスイカ売りのおばちゃんが現れ、縁側に番号の振られた大きなスイカがごろごろ置かれる。
「浜のスイカ」は、普通の店で買うのよりずっとあまくてみずみずしくて、毎年家族で楽しみにしていた。
そこでスイカにまつわるちとビロウな思い出を。(お食事中の方には失礼を…てそもそも食事しながらネットはあかんやろ(^_^;)
兄二人がともに小学生で、祖母がいた頃だから多分私は4、5歳くらい?
例の「浜のスイカ」がやってきた。その年のスイカがまた美味しいの美味しくないのって、私のスイカ人生において最強の美味であった。食べた食べたひたすら食べた。食べ盛りの小学生兄たちにもつられ、いつもの限界はとっくに通り越してもなお食べた。食べた。食べた。
この辺で大体察しがついたと考える向きは多いであろう。だがその推察は多分ハズレ。オネショとかそんなヌルイことではありませんことよオホホホ。
クーラーなんてものはない時代、暑い時期は風通しがよく涼しい仏間に蚊帳をつり3人で寝るのが常だった。
とはいえ寝苦しい夜もある。その晩も暑くて目が覚めた。ふと起き上がり、敷布団からはいだした私、はーなんか暑いな~と思う間もなく
だーーっと盛大に、
お店を開いてしまった。
しかも、何回も。
暗い中、子どもながらに何とかしなきゃと思ったのか、ご丁寧にも円を描くように全部違う場所で。全部出しきりスッキリしたものの、暗がりでもハッキリそれとわかるお品物の数々。うわわわコレどうすんの…絶対怒られる…吐く時はお便所走れっていつも言われてたのに…でも全然気持ち悪くなかったんだよう起きたら突然出ちゃったんだよううう!(←完全食べ過ぎ)となすすべなく座り込む幼いわたくし。その私を救ったのは、物音に目をさました兄(現・わし太夫)の悲鳴であった。
「ちょ…うわぁあああ!〇〇が血吐いてるうぅぅ!大変やーばーちゃん起きてぇえぇ!!!」
スイカそのまんまだったらしい。
…その後の、家族全員たたき起こされーの後始末しーの阿鼻叫喚のさまはあまり覚えておりませんの( ̄∀ ̄)オホホホ。だけど油団ゆえにサッと拭いてハイ元通り♪だったんですよね。なんて素晴らしい油団!ナニをこぼそうが全然大丈夫!油団、恐ろしい子!
…おあとがいいのやら悪いのやらわかりませんが、皆様よいお盆休みを♪
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