三十三年にいちどのお祭り2009/04/28 08:16

さて皆様
GWのご予定はもうお決まりでしょうか?
私の実家のあります、福井県は越前市の大瀧神社にて
三十三年に一度の御開帳・式年大祭がひらかれます

毎年この時期にお祭りは行っているのですが
今年は特に盛りだくさんです
私自身もいまだかつて見たことのないこと・ものばかりです

簡単に行事をご紹介♪以下はすべて大瀧神社、またはその周辺で行われます。

五月二日(土)
16:00~・・・お下り(おおり):山の上にある奥の院から、ご神体が御神輿に乗って下りていらっしゃいまして、麓の里宮に入られます。

19:00~・・・文室・五皇神社より権現様をお迎えします。なんでも織田信長の攻撃を逃れてその地に至ったそうで、434年ぶりのお里帰りだそうですよ。
ちなみにこの神社「子安観音」さんでもあり、長女を妊娠しているときにお参りに行きました。福井県出身の作家・水上勉さんの「弥陀の舞」にも出てきます。

20:00~・・・宵宮祭・帰郷祭
歓迎の儀式ですね。どういう感じでするのかは私にもわかりませんが楽しみです。

五月三日(日)
12:30~・・・法華八講:法華経八巻を問答往復、するそうです。問答を生で見る滅多にない機会かもしれません。

15:30~・・・湯立神事:神様の前で大釜に湯をわかし、神官や巫女、修験者がその熱湯に笹をひたして湯玉を自分や参詣者に振りかけ、神意をうかがい、身を清める神事だそうです。しばらく廃止されていたのですが、平成四年五月より復活した儀式です。
つまり私は見たことがない! これも楽しみです♪

16:30~:奉納 大神楽

18:00~:奉納 らいぶ
こっちは誰が出てくるか私にもわからないー??ですが、神社の境内で行うライブはなかなかですよ♪

五月四日(月)
10:00~・・・例大祭:
「紙能舞」神の女神さまである川上御前さまのお姿を女ひとりで演ずる無言劇だそうです。
「紙神楽」:紙漉き技の無言狂言で、紙漉き唄をうたいながら子どもたちが演じます。

17:00~・・・奉納:「神と紙の郷に舞う」
第一部 
・権現太鼓
・御神楽
・越前五箇 紙漉き唄(人間国宝・岩野市兵衛さんの歌声が!)

第二部
・長唄「加美の里」三味線:吉住小三代さん、唄:吉住小美野さん他
・能「楊貴妃」:梅若 六郎玄祥さん

20:00~・・・権現様 奉送:里帰りなさっていた権現様がお帰りになります。

五月五日(火)
12:30~18:00・・・渡り神輿:神様が奥の院にお帰りになる前、五箇集落(岩本・不老・新在家・定友)の神社をまわられます。
まず子ども神輿、続いて氏子青年・壮年会、川上会が神輿をかつぎます。
みんな神様とお別れするのが名残惜しいので、神社から神輿が出ようとするたびに「もう行かねば」「いや待て待て」との押し合い引っ張り合いで壮絶な御神輿争奪戦が繰り広げられます。
でもこれまで一度も、お神輿を落としたことはないんですよ♪

20:00~・・・お上り(おあがり):神様を山の上にある奥の院まで、お神輿でお送りします。麓からも、山を上がっていく明かりがかすかに見えますよ。


同じ時期(5/3~5/5)に「和紙の里通り」というところで
「神と紙のまつり」というイベントが開かれます。

・大堀り出し市:和紙のはかり売り、和紙製品の特売市、越前打刃物・越前焼販売
・・・このあたりに実家も出店するようです。中高生の姪っこ二人と、うちの長女も売り子で参加するかも!?お得ですわよ♪

・食と特産品バザー:手打ちそば、パン、野菜市、焼きまんじゅう、おもち、おこわ、焼きとりなどなど。特産品や越前漆器なども♪

・こどものふれあい広場:和紙のらくがきコーナー、ゲームコーナー、ヨサコイイベント(3日正午~)

・クラフト体験コーナー(卯立の工芸館1F)


GWまだどこに行くかきまってなーい!という方
見に来ませんかー♪

ちなみにわたくしは家族そろって2日から6日まで福井の実家に滞在いたします♪
やたら子どもをたくさん連れたかっぽう着のおばちゃんを見かけたら声をかけてください(笑

こちらに詳細が載っております(写真満載・地図もあって見やすい!)
ご興味のあるかたはどうぞ♪
http://www.washiya.com/view/2002.0525maturi/index.html

コメント

_ 鹿王院知子 ― 2009/04/28 22:41

すごい、さすが実行委員会……
昔のお祭りってほんまに村人の大イベントやったと思うんですね
今もやけど
なんか
いっぱい恋も生まれ実ったことなどを
思い巡らしました
ちょっとだけいつもよりかわいくしようとか
思ったんだろうなぁ
髪にお花を飾ったりして……

_ おさか ― 2009/04/28 23:19

鹿王院知子さま
あはは、そうなんです、うちの父が実行委員長になっておりまして(笑
しかし
この祭りで生まれた恋、ってあるのかなあ
私の小中学校時代は全然そんな色気のある話はなくて
単純に、ちょっとだけ非日常な雰囲気を楽しんだだけ、な感じですね
それもいい経験ではあったんでしょうけど

あの中で生まれる恋かあ♪むふふふ
ええなあ
そのネタは使わしてもらおう♪
ありがとうございます

ろくちゃんも、もし気が向いたらちょこっとでもいらしてくださいねん
旦那さまとでも

_ ポチ ― 2009/04/29 09:28

和歌山のポチです。自分でポチッつーのも何だが。

私の大好きな藤森照信東大教授の著書「建築探偵の謎」には大瀧神社が紹介されています。国の重要文化財に指定されるだけあって、屋根がすばらしいと絶賛なさっています。祭りのことまではさすがに書いてないんですけど。

おさかさんのおたくにうかがった際、連れて行っていただいたような気がするのですが、もう20年も前のことなので定かでありません。すみません。

_ おさか ― 2009/04/29 13:11

和歌山のポチさま(笑
そうそう、屋根ね
あの繊細なフォルムは、いったいどうやって作ったのか、今みても不思議ー
記事の末行にあるリンクにいっていただけると、写真も載ってるよ♪
見てみてねー

ところで都内にはいつ戻るのだ?まってるよ♪

_ おっちー ― 2009/05/04 21:05

 明日はいよいよクライマックスのお神輿なんですね。
 能・神楽は面白かったですか? 文章読んだだけで僕はすごくそそられているのですが。

 うちの伯父は祭り好きで、僕が中学生くらい(?)の頃までは、いつもどこかしらのお祭りに出向いてお神輿担いでました。
 伯父の肩には拳骨大ほどの「神輿コブ」があって、どんだけお神輿担いだらそんなんまでなるんや!と突っ込みを入れたくなる程です。

 お祭り楽しいですよね。
 それも33年に一度のお祭りなんて!!
 堪能してきてください♪

_ おさか ― 2009/05/07 08:53

おっちーさん
昨日福井から帰ってきました♪そのうち写真を大量にアップしますのでみてくださいね

神輿ですが、基本的にこのへんでは「山神輿」といいまして
平地をぐるぐる回るだけではなく
山を上り下りもしますので
担ぎ方が違うらしいんですね
江戸っ子神輿は肩にぴたっとつけたまま担ぐのでこぶができますが
こちらは担ぎ方が一定でなく、場所によってかわるらしいです
(よくわかりません 笑)
久々にみた「廻り神輿」は面白かったですよ
しかも今年は二基だったので、ふたつ並んでの「もみ」(神輿を上下に揺らすこと)がみられて迫力でした

早くアップしたいですがまだ宅急便が来ないし
今から小学校にいかねば!
お待ちくださいませ♪

_ ぴ@行けなかった(ToT) ― 2009/05/07 09:52

ちゃれんぢしたんです~
でも大山崎からのどえりゃあ
渋滞に負けましたです
まぢ動かんので夫が逃避(泣)
33年後に行くぞ!←いくつだ、私。

私も小学校行ってくるです...

_ おさか ― 2009/05/07 12:47

ぴ様
そりゃあ残念でしたわなあ
千円効果恐るべし、車はどこもかしこも、いつまでたっても渋滞だったそうで・・・
確か十年後くらいにまたなんかあるので
そんときはぜひぜひ♪電車でね!(笑

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